国家代表!?

監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、ソン・ドンイル、キム・ドンウク他
2009年 韓国映画

“韓国とスポーツ”
実在する韓国代表スキージャンプのチームをデフォルメして映画化した“国家代表!?”
韓国は日本よりオリンピックなどトップスポーツにかける予算が数倍あり、
トップアスリート達は国家の為に世界で戦う国の名誉と象徴とされている。
兵役の免除やマンションなどをオリンピックや世界的なスポーツの大会の優秀者に与えられる。
スポーツに自信のある若者は、ナショナルチームに入り結果を残すということに対しての意識はすごく高いのである。
この作品に登場する人物達は実在するのだが、おばあさんの世話をする為に兵役を逃れたい者や、
アメリカに養子として行った子供が大人になり帰化してまで母を探す者など、
ただスポーツに勝ちたいと言うより、人生を賭けてスポーツをしている若者達である。
日本のアスリート達にハングリー精神が少なくなってきていると語る大人達はたくさんいる。
もちろん彼達なりに頑張っていると思うが、人生を賭けてまでやっている人は少ないのかもしれない。
戦後“強い日本”をアピールする1つの例としてスポーツが見られていた頃と違って、
個々のメンタルが弱くなったかもしれないけれど、エンターテイメント的要素など、
新たなモチベーションが若者の中に生まれてきていることもまた事実である。
国の代表になるということは何か?僕も日本代表や日本代表を目指すアスリートと数多く接しているが、
韓国などに比べて、国を背負う意識は低いかもしれない。
トップアスリート達に、特にマイナースポーツのトップアスリートに一度見て欲しい作品である。



銀色のシーズン

監督:羽住英一郎
出演:瑛太、田中麗奈、玉山鉄二 他
2007年 日本映画

“栄光と挫折と復活”
10代でモーグルの日本代表になった若者が、ケガとリハビリで3年かかり、
治っても大会に出ずに遊んでいたのだが、友情や町の人達の思い、そして愛の力で
もう一度大会に復活する姿を描いた“銀色のシーズン”。
瑛太演じる主人公“銀”はスキー場しか無い町にとっては期待の星だった。
ケガをしてからは皆腫れ物を触るみたいに銀と付き合う。
の中で、何でも話せる仲間が、モーグルチームについていけずフリースキーに転向した北海道の男と、
遊びの中からフリースキーを楽しむ関西人。
スタイルだけを楽しみ“フリースキー”をしている3人の生き方は、先が見えていなかった。
逃げてばかりの人生ではだめだと再び大会の世界に戻っていくのだが、
復活はデビューより大変だと思う。
怖さも越え、一度味わった頂点を忘れ逆戻りして一からやる精神的苦痛、周囲の変な期待…。
ただがむしゃらにやっていた頃と違って、メンタルな部分での苦労は多いに違いない。
その苦痛を乗り越える力とは何だろうか?その答えを、この作品は教えてくれる。
壁は誰にでもあるのだろうが、それを越えない限り、次のステップには踏み出せない。
一歩前に進む力は、必要になる時が必ず来る。
その時、力をもらう為にも、友達や応援してくれる人は必要である。
大きな期待はプレッシャーにも自分の力にもなる。
どのように“他人の目”をコントロールできるかが、ポイントなのだろう。
ファンや応援者の少ない人間は世界のトップにずっと定着していない。
世界のトップを走り続ける人は、多くの希望や期待を背負っている。
だからトップアスリートに賞賛が与えられるのかもしれない。
モーグルという競技、フリースキーの魅力など、スキーの楽しさがたっぷり詰まった作品である。
白馬を中心に撮影した作品なのだが、多くのモーグルスキーヤーやフリースキーヤーも参加した作品だと、
撮影助手をやっていた吉田さんも言っていた。
リアルなスキーの魅力と、前に進む勇気を与えてくれる1本である。



私をスキーに連れてって


監督:馬場康夫
出演:三上博史、原田知世、原田貴和子 他
1987年 日本映画

“ゲレンデのバイブル”
三上博史と原田知世のロマンスと、ゲレンデの遊びを教えてくれた“私をスキーに連れてって”
この頃この映画も制作したホイチョイプロダクションは、トレンドや遊びを教えてくれる集団だった。
テレビの情報番組や雑誌“スピリッツ”での連載を通し、ブームを作っていった。
セリカGTの4WDスタッドレスタイヤの車でゲレンデに向かい、
アマチュア無線やトランシーバーで仲間と交信してスキーを楽しむ人々が急増した。
ATOMIC、ロシニョール、ダイナスターなど、この作品に出てきた板をゲレンデで見るようになった。
今思えば、1本の映画が1つのスポーツを盛り上げたと思うと、すごい作品だったと感心する。
テレビのスポーツドラマから人気になるスポーツも昔はあったが、
日本人がブームに乗っかりやすいという一言では片付けられないことだと思う。
すごいプレイを見ただけでは他人と話として終わるものが、恋や友情、遊び方やファッション、
さらには気分まで盛り上げてくれる作品を見てしまったら自分もやってみようという気持ちにさせられる。
この作品を見てゲレンデに行った若者もたくさんいるだろう。
松任谷由実の音楽をかけ、ゲレンデに向かっている時、きっと自分を映画の中の登場人物だと錯覚し、
ワクワクしていたに違いない。
スポーツ映画の役割の1つとして、そんなパワーが持てるなら、僕はそんなスポーツ映画を作ってみたい。
当時ゲレンデのバイブル的存在だったこの作品。
90年代終わりまでゲレンデは、そんな恋を求めたり、友達とバカ騒ぎをするための空間だった。
多くの人に与えた影響力は新しいライフスタイルも作り出せる。
「あの頃はバブルだったから」「不況で遊びにお金を使えない」と言っている人も多いかもしれないが、
アイデアで安く遊び、自分をリフレッシュすることも必要である。
そんな遊び方の精神をこの映画から学んでほしい。



スノーボーダー

監督:オリアス・バルコ
出演:ニコラ・デュヴォシェル、グレゴワール・コラン、ジュリエット・グドー 他
2003年 フランス映画

“コンペティターの光と影”
スノーボードコンペティターとして頂点に君臨してきた男と、その男に憧れていた青年、
2人が恋する1人の少女、そしてこの2人の男を育ててきたスキー・スノーボードショップの店長が繰り広げる
“愛と青春と犯罪”の物語である。
オープニングから空撮、並走、そしてライディングをしっかり見せる定点のフォローカメラ、
さらにはステディカムを使って、きれいな雪山と気持ちの良いフリーライディングが描かれている。
フリーライディングと大会、カルチャーとコンペティション。
どちらにも魅力はあるが青年は“勝つためだけのスノーボード”に魅せられてしまう。
“大事なのはトロフィーじゃない”“競技より山が好きだ”というスノーボード本来の楽しみを伝え人格を作ってほしい店長と、
孤独の中、ただ戦うことでスノーボードと共に生きるカリスマライダー。
しかし、コンペティターはいつか衰えていく。
替え玉として青年を出し、その間ビックゲームの売り上げを盗もうとするスピーディーな展開は、
ストーリーの面白さを感じさせる。
実際ヨーロッパ最大級のスノーボードイベント“NOKIA AIR&STYLE”の会場で、
2003年当時のトップライダーを使って撮影しているので、パークライドもフリーライディングも本物を楽しめる。
フランス映画的独特な間と静けさで“静”と“動”が入れ替わっていき、
ライディングにも恋の行方にも犯罪ものとしての展開にもドキドキしながら見ることができる。
枕の綿から雪に変わったりと、シーンのつなぎがビジュアル的で気持ちよい。
スポーツの王者になると、孤独とおごりと不安がうずまくことも多いのであろうが、そんな心理描写が伝わってくる。
特に大会で頂点を目指したい人に一度見てもらいたい作品である。




エバー・フリーダム〜白銀の絆〜
(Stolen Good)

監督:ラス・ジェイカス/ナターシャ・サリス
出演:ジェイソン・ウォーダル、ラス・ジェイカス、カーク・ワーナー 他
2002年アメリカドラマ

“ラス・ジェイカスの想いとスノーボードライフ”
“エバー・フリーダム”は3人の若者スノーボーダーの話である。
監督・製作・脚本・撮影・出演をラス・ジェイカスという1人の人間がやっている。
ストーリーはいたってシンプル。3人の幼なじみがいて、1人はスポンサーもついたプロスノーボーダー。
1人は大学に通っているが、ボードはプロ級で学校を休みビデオを作ろうとする。
もう1人もボードは上手いが、自由にやりたいと車泥棒で生活をしている。
そんな3人が恋におちたり、友情を確かめたりする青春ストーリーである。

まず、監督でもあり出演もしているラス・ジェイカスが本当にスノーボードが好きで、
映画そのもののライフスタイルな人なんだろうなぁと作品を見て感じられる。
ライディングシーンはすごく多い。
フリーライディング、ハーフパイプ、パークライディング…とフィルムで美しく撮られたライディングが数多く見られる。
さらに、生活のシーンはサーフィンやスケートボード、そして車のカスタムとX系好きな人の生活そのものが描かれている。
ビデオを自分達で作ろうという発想もライダーそのものではないか?
スポンサーに切られるなどのエピソードでもライダーそのものの姿を描いている。
ただ、ストーリーは直接的過ぎて、これならドキュメンタリーで撮っても良かったのでは?と思うが、
メンバーの1人が死んだり、その父の会話などは、やはりストーリーものではないと撮れないし、
これがあることによって一般の人が見やすい作品になるのかもしれない。

日本でもドラマとかでこんな作品があったら、スノーボードは広まるかもしれない…と思わされる1本です。



bd SNOWBOARD RULERZ

監督:小林充明 スノーボード撮影:澁谷祐仁、MAYUMI
出演:中井孝治、國母和宏、村上大輔、村上史行、JT、笠原啓二郎、吉野満彦、安藤輝彦、ライオ田原 他
配給:ポニーキャニオン
2006年9月30日〜渋谷アミューズCQNにてレイトロードショー

“日本の今のスノーボードシーンを知りたい人に”
日本でもついにスノーボードのドキュメンタリー映画が作られた。
出演者は今元気のいいライダー達、中井孝治、國母和宏というトリノオリンピックや
ワールドカップなどコンペティションで世界と戦うライダー、
ライオ田原などX-Trailなどのショースタイルのコンテストで世界と争う男達。
今の日本のトップクラスの大会での真剣勝負や友情をうまく切り取っている。
僕も若い頃、よく雪山でフィルミングをした。
戸田友康とグランドトリックツアー、山崎勇亀とワンメイクスポット、
マサ竹内などのSNOW BEATというプロジェクトもやったし、
マイケル・チャックや金田由貴子とかと山篭りとか、Salomonのコマーシャルをやったりとか…。
スノーボードのフィルミングやサーフ、もちろんBMXなどもそうだが、ライダーとの距離感が非常に重要である。
山の天気は変わりやすいし、その雪山の状態はその一瞬しかないのだから。
もちろん撮影しながらライダーのテンションを上げていく時もあるし、
最後の1本と言って撮っていてもどちらかが納得しなければ数十本その後撮る事もある。
大会などはヘッドホンを耳にさされたりするので、仲良くなって信頼がなければ真の姿など見せてくれない。
この作品はライダーとフィルマーの距離が非常に近い。
友達であり、撮影対象であるライダーとカメラの距離の近さはスクリーンを通しても伝わってくる。
だからこそ、いろいろな表情が見える。
TOYOTA CUPやX-Trail Jamなど時々テレビでスノーボードを扱っているが、その時の表情とは違う。
無邪気で、真剣で、不安で… でもライディングによって自分を表現するライダーの真の姿を映し出している。
今、旬な日本のスノーボーダーの素を見たいなら、是非見るべきであろう。
bdはきっと彼らの通過点に過ぎないのではないか?
そしてまた新しい日本のスノーボードシーンを作ってくれるに違いない。



ファースト・ディセント

監督:ケンプ・カーリー、ケヴィン・ハリソン 撮影:スコット・ダンカン
出演:ショーン・ホワイト、ハンナ・テーター、テリエ・ハーコンセン、ショーン・ファーマー、ニック・ペラタ、トラビス・ライス
配給:東北新社
2006年12月23日〜渋谷シネ・アミューズにてロードショー

“トップライダー達の真実のライディング”
どの世界にもクラッシックスと後に呼ばれる名作がある。
例えばサーフィンなら“エンドレス・サマー”、スケートボードなら“ドッグタウン&Gボーイズ”、
そしてこの“ファースト・ディセント”はいつの日かスノーボード界のクラッシックスとなる作品に違いない。
トリノオリンピックの男女金メダルコンビである“ショーン・ホワイト”と“ハンナ・テーター”。
そして、キング・オブ・スノーボーダー“テリエ・ハーコンセン”。

ウェットスーツにスノーサーフィンの先駆者達の映像も見ることができる。
今思うと少々笑ってしまう、ウェットスーツでゲレンデの映像。
僕も何度か雑誌に載っていたその写真と分かりにくい映像の記事を読んで、かつてウェットでゲレンデに行った。
当時はスキーヤー達がやけにカラフルな蛍光色のピタピタのスキーウェアだった時代で、
もちろんスノーボードなど無く、ゲレンデのレストランで変な目で見られたことを覚えている。
もちろんオールドスクールな映像も見ものなのだが、
アラスカでのフリーライドがこのストーリーというか、ドキュメントの中心である。
上記にも書いたショーン、ハンナ、テリエと、ショーン・ファーマー、そしてアラスカのニック・ペラタの5人が
前人未踏の斜面にトライしていく様子だ。
新旧3世代の伝説のライダー達、しかもショーンやハンナは、ハーフパイプやワンメイク、パークなどの
作られたコースでのライディングしかほとんど見たことがなかったので、案の定転んでいるカットが初めは続いていた。
トリノのチャンピオンも自分のフィールドの外ではメタメタにやられている。でも何度も立ち上がり、またドロップインしていく。
スピード・スリル、そして、誰もやったことのないこと“究極”まさにエクストリームだ。
初滑走、ファースト・ディセントで彼らが残した足跡は、ただライディングしたというだけでなく、
エクストリーム、そしてスノーボードの大きな道である。
スノーボードのクラッシックスになる、この“ファースト・ディセント”を見ないと、
今後のスノーボードを語ることができないと言っても過言ではない。




エックス(EX)

監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:デヴォン・サワ、ブリジット・ウィルソン、ルーファス・シーウェル、ヘイノ・ファーチ、ルパート・グレイブス 他

配給:日本ヘラルド映画
2002年 アメリカ映画

“エリートとストリート”
この作品“エックス”をSNOWのカテゴリーにしてみたが、それ以外にも、このタイトルの通り、
色々なエクストリームスポーツが登場する。
オープニングは、いきなりMTBから始まり、スケートボード、フリースタイルスキー、カヌー、スノーボードなど様々なカテゴリーが入っている。
しかも、ライダーのビデオ的な扱いでなく、しっかりストーリーに活かされているところが良い。

ストーリーは、オリンピックの金メダリストのスキーヤーとパンクバンドやスケートをしているストリートにどっぷりつかったスノーボーダーが
CM撮影ということで、一緒にオーストラリアの山に入るところから始まる。
ストリートの2人が屋根の上からドロップインしたり、電車にひもをつなぎウエイクボードのようにスノーボードで遊んでいる姿を、
エリートスキーヤーはさげすんで見ている。
しかし、実際に山に入ってみると、その2人のほうがはるかに自分よりうまいことを思い知らされる。
トレーニングと大会しか知らない彼女と、自然の中で究極(エクストリーム)を楽しみながら滑る人間の差が描かれている。

もともと、ストリートや自然の中で楽しむということと、体育会的発想でやらされていることには差がある。
タイムを競うのと、自分のスタイルを求めることでは、同じことをやっても大きな差が出てくる。
やはり、エクストリームは楽しみながら自分を表現するものだと再認識させられる映画である。

さらに、国際的犯罪者をたまたまビデオで撮ってしまったことで、究極具合は加速する。
雪崩の中でのライディング、そしてクリフでのラン。
ストーリーの中で展開していくので、より楽しむことができる。

ドキュメントも面白いが、エンターテイメントの中でエクストリームが生きているこの作品は、
エクストリームの未来を感じさせてくれる。
そして、スタイルを追求するこのスポーツが、正しいことなのだという確信も与えてもらえる。
より多くの人に、エクストリームの面白さを伝える最大の表現方法がぎっしり詰まっている。

僕が映画を撮る上で本当に参考になる作品です。
是非、ライダーの人達にこの作品を見てもらって、自分達のやっていることに自信を持ってもらいたい。
エリートより、ストリートが正しいと伝えてくれるこの“エックス”は、エクストリーマー達に勇気を与えてくれる作品である。




クールボーダー(OUT COLD)

監督:ブレンダン・マロイ、エメット・マロイ
出演:ジェイソン・ロンドン、リー・メジャース、A・J・クック、ライオ田原 他

2001年    アメリカ映画

“誰でも楽しめるスノーボードエンターテイメント”
この作品“クールボーダー”はスノーボードを知らなくても楽しめるし、
知っているなら有名ボーダーも多数参加しているので更に楽しめる。
一言で言うと、下ネタたっぷりのスノーボードコメディである。
白熊にフェラチオされたり、ジェットバスの吸入口に大切なところを入れて抜けなくなったり、
雪山のゴンドラになぜか水着ダンサーがいて脱いでしまったり…。ともかくエロ笑いたっぷりである。

ストーリーは、自分達のゲレンデがリゾート王に買われそうになりながらも守っていこうとする中で繰り広げられる友情とラブストーリーである。
見どころは、まずカットラインと画が美しいということ。
監督はマロイ兄弟。“ブリンク18”や“Foo Fighters”のPVで有名なディレクター。
マロイ兄弟はスノーボードはもちろん、スケートボードやサーフィンもよく撮っている監督。まさに僕が好きなタイプの監督。

2つ目は、トップライダーがいっぱい出ていること。
主役リックの吹き替えライダーとしてジェイソン・ロンドン。
メインのルークの吹き替えにカナダの大スター、スケーター兼ボーダーのロブ“スラゴー”ボイス。
その他にもジェイソン・ボーズ、ダラダ・キダスなどが参加している。
しかも、吹き替えでなく役として2人の有名ボーダーが参加している。
ヒロインの婚約者として、X-GAMESのハーフパイプやスーパーパイプの優勝でも有名なスピンマスター“トッド・リチャーズ”。
そしてメインメンバーの友人役である日本一有名なスノーボーダー“ライオ田原”が出演している。
ライオは、ベンチで繰り広げられるスノーボード誕生ウソトークや、
キングオブマウンテンを決めるシークレットセクションのおいしいところで出てくる。
“bd”でも役をやっていたが、こちらの方が数倍しっかりしている。

そして最も楽しめるのは、いろいろな面白いライディングシーンが入っていること。
例えば、ジョッキにビールを入れこぼさないようにライディングしていくシーン。
このシーンの中では、パウダー、レインボー、エアーなどもガンガンやっているし、グラブも決めてスタイリッシュだ。
もちろん、パウダー、屋根からのエアー、ツリーラン、何でもあり。
ライオの片足ビンディングを外し、ワンフットでエアーしてくるところなども面白いぞ。
とにかく誰もが楽しめる、まさにエンターテイメントだ!